節約

浪費をする時はその分働かなければいけないことを自分に言い聞かせながら金を使え!

今回は心理的な観点から節約を捗らせるために私が実践している方法を紹介します。ついついお金を使ってしまってなかなか貯められないという人は節約の参考となる内容ですので是非ご覧ください!




どうして浪費してしまうのか?

これは永遠の謎ですよね?

いや、欲しい商品やサービスがあったからお金を使ったんだが・・・

そう言うしかないと思いますよね?

ですが、これは別の記事でも書いていますが、知らず知らずのうちに欲しいと思わされているケースがよくあります。

詳しくは以下の記事をぜひご覧ください

要するに、世の中には物欲を刺激するものがとにかく多いということです

チラシ、広告、CM、掲示板、SNS、ラジオ、試食、臭いなど視覚、味覚、聴覚、嗅覚など人間の五感に訴えかけてくる仕掛けがそこら中にありますよね?

スーパーに行けば多くの店舗でまず野菜、次に肉または魚、大豆製品、練り物系、お惣菜、弁当、パン(菓子パンなど)の順で配置されており、その間を縦断するように麺、つゆ系、お菓子、ドリンクなどが置いてあると思います。

これは心理学を利用した配置とされており、知らず知らずのうちに物欲を刺激されているわけです。

お店の入り口に特売品を載せたチラシを貼っているところもありますよね?

こういう工夫のすべてが如何にして消費者に商品を買わせるかに繋がっています。

私はそれが悪いと言いたいわけではありません。

企業の努力の賜物でもありますし、本当に安いものを見つけることもできます。(たまに)

ただ、相手はこっちに買ってもらうための努力をしているんだという意識をした方がいいと思うのです

努力して向かってくる相手に努力なしで太刀打ちできますか?

私はできません

買い物リストを見ながら店内を練り歩きますが、ついつい関係ないものまで買ってしまうことだってありますよね?

それくらい敵は強いのです。

であるならば意識を根底から変える必要があります。

それは「この浪費は労働等価交換なんだと思うことです。

今使った1000円があなたを1時間くらい苦しめる

この考え方は私が普段から物欲ストッパーとして利用しています。

  • ①まず、月収から自分の時給を割り出します
  • ②次に仕事中嫌なことがあったことを思い出します
  • ③あの嫌なこと(体験)を1時間近く耐えて稼いだ金なんだよな~と自分に言い聞かせます
  • ④物欲が消失します

何でもかんでも時給換算するのはナンセンスです。

なぜなら、時給換算というのはその時間で確実に働いて確実に利益を上げられる前提での話だからです。

例えば時短家電を買うときなどは、その生み出した時間を有益に使うことができるかが重要になってきます。

せっかく時間を生み出しても、ソファーで横になってスマホポチポチしてたらただ時間を浪費しているだけですよね?

時間を贅沢に使うのが私の生きがいなんだ!という人はいいですが、忙しくてやりたいことができないとか、仕事ができないとかいう理由の人にとっては生み出した時間の使い道についてはしっかりと考えた方がいいです。

話は逸れましたが、まずはステップ①として自分の時給を出してみてください。

算出方法は月収(手取り)÷出勤日÷労働時間(残業代が多い人は調整)

ここで大切なのは月収を手取りで計算することです。

私たちは想像以上に税金や社会保険料を天引きで取られています。

額面で算出してしまうと時給が思っているより高くなると思います。

でも手取りで算出すると絶望すると思います。

額面で算出したい人は、求めた時給で税金と社会保険料を稼ぐには何時間働く必要があるのか、労働時間の内何%が税金、社会保険料なのかを計算してみましょう!

さらに絶望することができます(笑)

恐らく平均年収くらいの人は概ね手取り時給1000円~1500円の間になるのではないでしょうか?

アルバイトかな?と笑えてきますがこれが現実です。

ウザイ顧客にぺこぺこしたあの時間、怖い上司に怒られていたあの時間、重たい商品を一生懸命運んだあの時間、労働時間の大半は本当はやりたくないことをしていますよね?

私たちが1時間嫌な思いをしてやっとこさ稼げるのが1000円なのです

使うときは軽い気持ちで「まぁ1000円くらいいいか~普段頑張ってるんだし」と使ってしまう金額ですが、その1000円はあなたが嫌な思い、辛い思いをして稼ぎだしたお金だということを忘れてはいけません。

他人のお金の使い方にとやかく言うのはよろしくないですが、私が言いたいのは1000円の物(サービス)と自分の辛かった1時間を交換する価値があるのかということをお金を使う際に思い出して欲しいのです。

例えば私の場合、コミュ力が低く他人と話すことがそこまで得意ではないため、患者さんや医師と話すだけでも全身から汗が出てきますし、医師に疑義紹介(疑問点・誤りなどについて医師に確認すること)する時なんかはいまだに「電話するのめんどいな~ この薬にした理由カルテに書いてね~かな~」とか考えて嫌な思いをしています。

このもやもやしてる時間が私は大嫌いです。

ただこの時間は薬剤師をしている以上避けることはできません。(これが仕事なので)

もう薬剤師をやめるぐらいしか選択肢がないのです。

だから私はFIREを目指し始めました。

詳しくは以下の記事に記載していますのでよかったらご覧ください!

経済的自立を達成すれば何も薬剤師をしなくたっていいじゃないか!

お金の心配がなくなったら自分はどんな仕事をするのか(してみたいのか)を考えるとお金を貯めるモチベーションが上がりますよ~

話は逸れましたが、例え1000円であっても苦労して稼いだ大切なお金です。

みんなそんなことはわかっている。

でも欲望に負けて使ってしまう。

なら、使うときに鮮明に思い出してほしい。

仕事で嫌なことがあったことを。

また仕事を続けて同じ思いをしますか?FIREして好きな仕事をしますか?

ゴールが見えれば今やるべきことが見えてくるはずです。

浪費している場合ではありません。

貯めましょう 増やしましょう 守りましょう 大切なお金を

その1000円は未来の数万円?

これはいろんな記事でちょいちょい出てくるキングオブ皮算用ですね

衝動買いを我慢して生み出したお金を毎度おなじみ全世界株式インデックスファンド(通称オルカン)に投資して年利5%で20年間運用したとします

Excelで計算してみました

数万円は盛りすぎましたね(笑)

でも、1000円を放置しているだけで、20年後には2526円になっています。

ついでに1万円、10万円バージョンも載せときました。(0増えてるだけだろこれ)

まあ1000円だとややインパクトに欠けましたが、10万円だと約2.5倍の252695円まで膨れ上がっていますね。

小さな浪費を抑えて10万円作ることができれば、かなり高い確率で20年後に25万円にすることができます。

小さなお金と侮るなかれ

現在のお金を未来に送ることで大きく育ってからその果実を食べることができます

今食べるのか、後で食べるのかはあなた次第ですが、私は好きな物は取っておいて後で美味しく頂く派です。

まずは上述したマインドセットで1000円使うときのストッパーを作り、踏みとどまった1000円をこつこつインデックス投資にまわす。

この循環が作れるように頑張っていきましょう!

まとめ

いかがでしたか?

今回はメンタル面から節約・投資の重要性を解説してみました。

私が普段から意識しているマインドセットなので、仕事自体が好きではない人にとっては効果的な節約法になるのではないでしょうか?

ただ、注意点として、この方法は節約効果と仕事したくない気持ちが比例するため、仕事したくない気持ちがそもそもなく、仕事大好き人間にとっては効果がありません。

そもそも仕事大好きならFIREなんて目指さなくてもいいですしね~

そんな人は日本人の何%なのやら

大半の人には効果的だと思いますので、ぜひ試してみてください!

ABOUT ME
hiropon
初めまして。ヒロポンです。 私は大学病院で薬剤師をしています。 医療や健康についての情報発信をしたいと思いブログを始めました。 定期的に皆さんの健康に寄与する記事を更新しますので、よろしくお願いします。