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当てはまると危険?お金で苦労する人の特徴5選!

今回は、お金で苦労する人の特徴を挙げていきます。あんまりお金使ってると思ってないのになかなか貯金できないって人、結構多いと思います。そんな方に向けて、当てはまっていたら改善すべき特徴を5つ紹介していきます。改善方法も解説していきますのでぜひご覧ください!




前提

前提として、これから挙げる特徴に当てはまった人の人格などを否定する趣旨はありません。

あくまでも「お金を貯める」という一点において、これから挙げていく特徴に当てはまるとマイナスに働くということです。

例え当てはまったとしても、お金の使い道は人それぞれで、各々の価値観によるので誰かに否定されるようなものではありません。

その点はあらかじめご了承ください。

①見栄をはる

人間はなぜ見栄をはるのでしょう?

なぜ自分を着飾ったり、高級品を所持したりするのかって気になりませんか?

なんで値段の高いものを見ると「欲しい!」と思うのか。

まず、なぜ見栄をはるのかについてですが、これは人間の動物としての本能によるものだと考えられます。

古来より人間は優れたオス(メス)が群れを率いたり、交尾をすることで繁殖してきました。

そんな環境の中で外見が悪い、力が弱いなどはオスメスがつがいを作るうえで障壁となり得ます。

一例ですが、サルの群れのボスザル(オス)は強かったり、体が大きいことでほかのオスをねじ伏せ、沢山のメスと交尾をすることができます。

反対に、メスも容姿がよかったりスタイルがよかったりと外見的特徴が優れていれば、優秀なオスとの子供を授かることができます。

※現代におけるルッキズム的な話ではありませんので誤解のないように

これを現代に置き換えると、強い=肉体、権力 容姿がいい=着飾ると考えることができます。

現代においてはこれだけテクノロジーが進化しているので、肉体が強くても銃器によってその権威性は失われてしまいます。

では強さの物差しはなんでしょうか?

それは・・・お金です。

現代の資本主義においてはお金を稼げる人ほど強者であり、稼げない人ほど弱者となります

そういう仕組みなので、お金を稼げない人が悪いと言いたいわけではありません。

ただ、はるか古来、アウストラロピテクスレベルの時代では、狩猟や採集ができたり、ほかの動物から仲間を護ったりする肉体的な部分が評価対象でした。

現代は狩猟・採集は養殖や農業にて不要となったため、物と交換できるお金を稼ぐ力が評価されてるわけですね。

そして、お金を稼ぐ力があるかを表現する方法としてわかりやすいのが高級品を身に着ける(所有する)ことなんです。

つまり見栄をはるということです。

「俺はこんな高い時計を買えるほど稼いでるんだぜ!どうだすごいだろ!」とメスにアピールするがごとく、現代人はブランド品などを身に着けています。

本当にそのブランドが好きで、品質も良く、それを身に着けている(所有している)だけで気分が上がって、生活の満足度が爆上がりするとかならいいんですけど、誰かに自慢したくてブランド品を買っている人って多くないですか?

誰かから「いいな~、うらやましいな~、それを買えるなんてすごい!」と思われたくて買っている人、絶対いますよね?

厳しいことを言うようですが、ブランド品などを身に着けてもあなたの価値は上がりません

上がるのは、あなたから衣類、所持品を強奪したときの戦利品の評価額だけです。

ここまで厳しいことを書いてきましたが、じゃあどうすれば見栄をはらないようになれるんだってことなんですけど・・・

これが結構厳しいんですよね~

上述した本能に加えて承認欲求なんてものまであるので、なかなか手ごわいです。

解決方法としては、「シンプルに自分を磨け」ですかね。

いろんなもので着飾って自分良く見せようとせずに、体型、内面(スキル、人間性)、清潔感など努力で何とかできる部分から磨いていくことだと思います。

体型、清潔感は多少課金してでも良くする方が長い目で見て有益です。

ちなみに私はひげ脱毛しました。本当にやってよかったと思っています。

他には絶対に太りたくないので食事にはかなり気を付け、低負荷の筋トレを定期的に行っています。(腰に負担が掛からないように)

内面はスキル、人間性と書きましたが、主にスキル(仕事能力)の向上が有益です。

そんな簡単に言うなよ!と思われるかもしれませんが、こればかりは仕方がありません。

資本主義である以上、金を稼ぐ能力=力なので、ある程度努力は必要だと考えます。

ある調査によると、社会人の平均勉強時間は1日なんと6分だそうです。

「1秒もしてないけど」という人も少なくないでしょう。

1日10分でもいいので、仕事のスキルを磨く勉強、お金の勉強、新しいスキル習得のための勉強などなど積み重ねることで、全く勉強していない人と決定的な差をつけることができます

(ちなみに私はYouTubeでマネー系チャンネルを毎日流し聞きしています)

若手医師なんて仕事中も勉強してプライベートでも勉強しているのですから、そりゃどんどん給与も上がっていきますよね~

結論、肉体的・内面的な自分磨きを行うことで、自分に自信が付き、高価な装飾品などで着飾らなくても社会的に強い人間になることができますので、自分磨きは日々続けていきましょう

②ストレス発散でお金を使う

お金って使うとすごく気分がいいですよね?わかります。

こんだけ節約家とか名乗っている私ですが、お金を使うのは好きですし、有意義なことにはお金を使って生活を豊かにしたいと常日頃から思っています。

お金は価値あるものに使用することで人生の幸福度を著しく高めてくれる有益なものですが、使った時の幸福感が忘れられずついついこまめに浪費してしまいがちです。

これは薬物依存に似ていて、脳内報酬系と呼ばれる部分が活性化し、快楽物質が分泌されることで、お金を使う=いい気分になると脳が判断してしまうことである種の依存状態(クセ)になります。

脳内報酬系を制することは極めて困難であり、自分の意志で何とかしようとするのは至難の業です。

そのため、一度浪費癖がついてしまうとタガが外れたように事あるごとに浪費を繰り返し、気づけば手元にお金が無い状態となります。

これの対策としては、まず根本的な解決策としてストレスを溜めないことが重要です。

それができたら苦労はしねぇと言いたいですよね?私も言いたいです。

引用:HUNTER×HUNTER

でも、ストレス発散の方法は何もお金を使うことだけではないはずです。

運動、家族・友人との会話、散歩、睡眠、料理、瞑想、ゲーム、読書・・・etc

ぱっと思い浮かぶものでもこれだけあります。

ストレスの発生をゼロにするのは不可能ですから、それを上手くコントロールすることがなにより大切であり、その方法は無数にあります

運動はストレス発散のみならず、健康維持においてもメンタル面においても有益です。

料理もやってみると思ったよりもハマる人は絶対にいると思います。

浪費癖は一度ついてしまうとなかなか抜け出すことはできませんが、少しずつほかのストレス発散方法にシフトしていき、浪費依存状態を解消することが重要です。

薬物も急に中止してしまうと離脱症状といって、薬が切れると脳がそれを欲するあまりに異常行動を起こしたりします。

浪費依存も同様で、急に節約に力を入れすぎると、反動で浪費が加速してしまう場合がありますので、ポイントは無理せず少しずつから始めることだと思います。

③価格の正当性が分からない(考えない)

これは意外と当てはまる人多いのではないでしょうか?

価格の正当性が分からないとは、言葉の通りではありますが、欲しいと思ったそのものがどれほどの資産価値を持っているのかが分からない(もしくは考えない)ということです。

なんでもかんでも資産がどうのとか言いやがってと思うかもしれません。

ですが、蓄財する上ではこの考え方は超重要ですので避けて通ることはできないのです。

いい例がブランド品ですね。

①の「見栄をはる」でボロクソに言いましたが、ブランド品というのは基本的に価格と価値が釣り合っていない場合が多いです。

なぜなら、ブランド品の価格のうち原価、粗利を除く大半が広告宣伝費だからです。

ブランドの広告塔に起用されているモデルさんなんかはきらびやかな生活をしていますよね?

あれ、我々庶民から徴収した売上金から多額の宣伝費を受け取っているからなんですよ。

Tシャツなんて買って袖通した瞬間に価格は10分1以上下落しますよね?

古着屋に服を売りに行くととんでもない値段で買いたたかれます。それが答えです。

古着屋やリサイクルショップに物を売りに行くと世の中の物に対する評価を知ることができます。

自分では大切にしていて泣く泣く手放すことに・・・なんてものを売りに行ったのに「50円でぇ~~す!」とか普通に言われますからね。

「・・・これ買った時1万円くらいしたんだが・・・」と絶望し、深い悲しみを覚えます。

自分では価値があると思っていても世の中はそれを評価してくれない。

それはつまり価値の保存ができていないということです。

価値の保存とは、そのものを手放した時に一定の価値が保証されることであり、わかりやすいのが金塊などですね。

金(きん)はスマホの基盤などにも使われますし非常に汎用性が高いですが、採掘量が限られて流通量が決まっているので値崩れしにくいです。常に一定の需要があるので、お金に困った時に売却することで現金に交換することができます。

自分のお金と言うのは自分の時間と体力を売りに出して、その対価としていただくものです。つまり命を削っているとも言えます。

命を削って稼いだお金は現代社会において非常に使い勝手がいいです。

物と交換するもよし、サービスと交換するもよし、プレゼントとして渡すもよしとその使い道は際限なくあります。

これだけある使い道の中で、資産価値を保存することは目の前の欲望に負けず、稼げなくなった時のことをしっかりと考えて備えるということです。

資産価値を保存する方法はいくつかあります。

最もわかりやすいのが貯金です。

ただ、貯金だけではインフレによって価値が目減りするリスクがあります。

そのため、別の形で資産価値を保存する必要があります。

そのいい例が株式や債券、金(きん)などです。

これらの商品は余程リスクを取るようなことをしなければそうそう値崩れすることがありません。

これについては次項で述べていきます。

この項でなにが言いたいかというと、お金を使うときは、自分が命を削って稼いだ金を使う価値があるのかをしっかり考えるべきだということです。

本当に自分にとって価値のあるものならじっくり悩んで買えばいいと思います。

満足のいく買い物ができれば人生の幸福度も増しますので。

ブランドの広告塔のために命を削るのはやめましょう。

出来れば資産価値のあるもの、思い出(経験)に残るもの、幸福度が向上するものを厳選して大切なお金を使っていきましょう

④収入が増えたら生活水準を上げる

これもあるあるですかね。

いろんな記事で何度も言っていますが、大前提として生活水準を上げると人生が一気にハードモードになります。

なぜなら、人間の欲には際限がないからです。

昨今の不景気で昇給すら危ういという人も少なくないと思いますが、それでも一定数の人たちは定期昇給または業績好調によるボーナス増加など収入が増える経験をしているかと思います。

収入増えると嬉しいですよね?わかります。

真面目に会社に行き、真面目に働き、こなせる仕事量も増えることで正当に収入が上がっていると思うと頑張ってよかった~と思いますよね。

んで、「頑張って給料上がったんだし、ぼちぼちいい家にでも引っ越すかな~」とか「もうちょっと美味いもん食いたいから食費増額しちゃお!」とか思ってしまうのは私だけではないはずです。

きっと日本国民のうち4億人くらいが同じことを思ったことあるでしょう。

そりゃ普段頑張った結果の昇給なんだからもっといい暮らししたいと思うのは自然なことだと思います。

ただ、断言しますが、昇給に合わせて生活水準を上げていけば蓄財は一向に捗りません

当たり前と言えば当たり前ですよね?

増えた収入の分のお金をほかのものに交換しているわけですから。

生活水準については個人の価値観の影響が大きいのでそれが不適切だとか言うことはよろしくないのかもしれません。

ですが、若いころに好き放題金を使いまくって、老後に貧乏になったから助けてくれーって老人が本当に多いんですよ。

よく考えれば非常に無責任な話ですよね?

成人してから40年とか時間があったのに、なんで社会人の出口戦略として貧乏になるように過ごしてきたのか、甚だ理解に苦しみます。

これは偏に目の前の欲望に忠実に従い、宵越しの金は持たないスタイルを貫いてきた証とも言えます。

自堕落の勲章とでも言いましょうか。

蓄財は未来の自分への仕送りなんて言われますが、全くその通りで、若いときからコツコツと蓄財を続けられた人は収入が高くなかろうが老後貧乏にはなりません

そして、若いうちからコツコツと蓄財をする上で生活水準を高くしてしまうとそれだけで蓄財のハードルが上がってしまいます。

給料が上がっても生活水準は上げない。または、上げたとしても先まで見据えたうえで許容できるラインまでとすることが蓄財において極めて重要です。

⑤投資をしない

最後に当ブログでは耳タコかもしれませんが、投資をしない人ですね。

昨今のインフレの影響をもろに受けているのは我々庶民だと思います。

給料は微増もしくは横ばい、物価は爆増と地獄のような状況が続いていますよね?

当たり前ですが、賃金の上昇率が物価上昇率(インフレ率)に劣っていれば、同じ生活を保つだけで手元に残るお金は減っていきます。

また悲しい話ですが、このまま銀行預金しかしていないとインフレによって預金の相対的な価値はどんどん目減りしていきます。

一生懸命貯めたお金がいざ使おうとしたら価値が下がっているって悲しすぎませんか?

これはつまり項③で言うところの「価値の保存」ができていない状態です。

何もしていなければ価値が下がっていくということはつまりそういうことです。

では価値を保存するにはどうしたらいいのでしょうか?

その最も有効な方法が投資です。

↑この記事で詳しく述べていますが、資本主義のこの世の中はR>Gという残酷な不等式で成り立っています。

簡単に言うと、働けど働けど賃金は伸び悩んでいるのに、インフレによって投資家の懐はどんどん暖まっていくということです。

では我々庶民はどうすればよいのでしょうか?

答えは・・・我々も投資をすればいいのです。

投資家側に回って、少しでもインフレのダメージを緩和すればいいではありませんか!

インフレによって現金の価値が目減りしても、株式の価値は横ばいか上昇します(博打的な銘柄は除く)から、結果として自分の総資産の減少率は軽減できます。

投資とかよくわかんないし怖いしどうすればいいかわからないよ~ドラ●もん~と思ったそこのあなた!

このブログでは王道中の王道の投資手法のみを理論に基づいてご紹介しています。(詐欺とか怪しいアフィリエイト的なやつじゃないです笑)

結論は全世界株式オールカントリー(通称オルカン)に思考停止で積立投資するだけです。

なぜこれがいいのかはこちらの記事で詳しく解説していますので是非ご覧ください!

私の投資の持論として、手間と時間を掛けるべきではないというものがあります。

オルカンはその両者をクリアしている素晴らしい投資商品です。

ですが、超低コストで購入できるオルカンはネット証券しか取り扱っていませんから、絶対にネット証券を開設してください。

おすすめは楽天証券です!開設方法はYouTubeなどに無数に解説動画がありますのでそちらを探してみてください!

まとめ

いかがだったでしょうか?

結構性格の悪いことも書いてきたつもりです。

気分を害された方、申し訳ありませんでした。

それでも、今回紹介した5つに当てはまっている人は本当に危機感を持っていただきたい。

そして、少しでも多くの方が安定した老後を過ごせることを切に願っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ABOUT ME
hiropon
初めまして。ヒロポンです。 私は大学病院で薬剤師をしています。 医療や健康についての情報発信をしたいと思いブログを始めました。 定期的に皆さんの健康に寄与する記事を更新しますので、よろしくお願いします。