今回は、ことあるごとに投資投資とロボットのように繰り返している私の資産推移、購入銘柄を紹介していきます。ただし、同じ銘柄を購入したからといって今から同じ結果が出るわけではありませんので安易にまねをせず、投資先の参考としていただければ幸いです
現在投資しているもの(カテゴリー)
別記事でも紹介していますが、私は現在米国個別株、インデックスファンド(投資信託)、仮想通貨、日本株(お遊び)に投資しています。
仮想通貨は2017年、米国個別株、インデックスファンドは2021年1月から開始しています。
先にお伝えしておきますが、仮想通貨は40万円ほどのマイナスです。
これは不勉強な自分への高い勉強代として胸に刻み、いつか上がるその時までがっちりホールドを決め込む所存です。
そのため、今回の資産推移公開は個別株(米国、日本)とインデックスファンドについてです。
これまで、米国個別株の配当金をもらったり、値上がり益があったりと資産は増えていますが、正確に何%程度増えているのかを計算したことがありませんでした。
年利はどのくらいなのか、3年経った現在の状況を把握し、投資成績を確認する上でもいい機会だと思いこの記事を書いています。
気になる方は最後まで読んでいただけると嬉しいです
総投資額と純利益
さて、この項を語る前に、それぞれの言葉の定義をはっきりさせておきます。
【総資産額】
ここでの総資産額は現金預金、仮想通貨を除いた資産額(株、投資信託、ETF)、株の配当金収入による米ドルを含めた金額とします。
【総投資額】
総投資額は私がこれまでに金融商品(株、投資信託、ETF)の買い付けに要したお金の全額であり、運用によって増えた額を含みません。
【純利益】
総資産額から総投資額を引いた金額を純粋な増加額とします。
この項の一番下に数値をまとめた表を添付していますので、さっさと結果だけ知りたい方はそちらをご覧ください。
総資産額
2024年2月16日現在
【投資信託】
楽天証券
売却益は2700円です
保有中の銘柄の買い付け額は1594000円で評価額は2161852円ですので含み益は+567852円です。合計すると計570552円のプラスです
ちなみに購入銘柄はeMAXIS Slim全世界株式(除く日本)で、解約して2700円ゲットした銘柄はifee-nextレバレッジナスダック100です。
SBI証券
各投資信託の取得金額の合計が1010028円で評価額合計が1268204円なので、評価損益合計は+258176円でした。
両証券口座の含み益合計は570552円+258176円=828728円でした
取得金額の合計は1594000円+1010028円=2604028円でした
利回りは・・・(828728円÷2604028円)×100=+31.82%でした。
あくまでも直近3年間のみの結果ですが、年平均約10%程度の増加となりました。
キングオブ皮算用ですが、仮に投資額が5000万円だったら年500万円増えていたということです。
やはり投じられる金額が大きい方が圧倒的に有利なのは間違いありませんね。
全米株式の平均年利が約7~9%程度、全世界株式が4~6%程度と言われており、たまたまここ3年の相場が好調だったと考えると妥当な数字と言えそうです。
これは何も私の投資センスがあったとか運がよかったというわけではありません。
私が購入していた銘柄は画像の通りですが、米国上位500社の株価指数であるSP500に連動するファンドと全世界株式指数に連動するファンドであり、一般的に低コスト、低リスクで運用できる優良ファンドを買っただけです。
結果論ではありますし、今後も同じようなリターンが出せる補償などありませんが、少なくともこの3年は投資をしておいてよかったと思っています。
【ETF】
右から3列目の○○USDと書いてある列は平均取得額です。
右から2列目は現在の時価です。
一番右の列はトータル損益です。
そのまま計算すると数字が違いますが、これは取得時と現在のドル円価格が異なっていることから生じています。
ETFは全部で4銘柄保有しております。
ヴァンエック・金鉱株ETFは金価格に連動するETFで、金価格が上がっている時に調子に乗って買ってしまいました。
現在は10348円の含み損です。冷静に判断して買わないとこうなるといういい例ですね。
配当金もかなり少ないですし、正直やらかしたな~って感じです。
VDEは米国のエネルギー関連株に連動するファンドで、原油価格などの影響を受けます。
VDEは190647円の含み益ですね。コロナ禍でエネルギー関連が爆下がりしていた時にタイミング良く購入出来たので、運よく大幅なプラスとなっています。
SPYDは友人におすすめされてお遊びで購入した高配当ETFというやつですね。
名前の通り、配当利回りが高い銘柄で構成されています。
含み益は11326円でこれに加えて配当金が受け取れます。配当金は個別株のものと併せて次項で説明します。
AGGは米国債に連動するETFです。
一般的に米国債は株価が好調な時に価格が下がり、株価が不調な時に価格が上がる性質があります。
その特徴から、リスクヘッジとして購入する人が一定数おり、価格変動(ボラティリティ)が比較的マイルドなのが保有するメリットです。
私もリスクヘッジ目的で20万円程度購入しました。
国債ETFなので配当金は少ないですが、安定した利益を出してくれています。
含み益は8451円となっています。
以上から、私のETFの含み益は200076円でした。(これプラス別で配当金があります。)
平均取得額は193245円+48700円+470230円+15764円+57513円+202922円で930861円でした。
ETFの利回りは配当金を入れないと正確には算出できませんが、値上がり益だけで計算してみると・・・
(200076円÷930861円)×100=21.49%
途中で買い始めた銘柄もあるので、正確ではありませんが、年利に均すと7.16%程度となりました。
ETFの総配当金は255.2ドル(38280円)でした。
これを含み益に加えると・・・
(238356円÷930861円)×100=25.6%
正直良すぎて怖いです笑
【個別株】
ETFも混じっててすみません。
個別株はお遊びの日本株2銘柄と米国高配当株が11銘柄で構成されています。
上の図の取得総額にはETF、投資信託購入費用も含まれているためまずはそれらを引いていきま、個別株の取得に要した金額を算出します。
ここの数字を足したり引いたりしていたのですが、なんか数字が合わず悪戦苦闘・・・
そしたらこんなのが出せることに気づき出してみました。
この表には載っていませんが、買い付け金額は約2314600円でした。
含み益は表の通りで国内株式と米国株式合わせて1005697円でした。
1ドル110円くらいの時からコツコツ買っていたこともあり、昨今の円安ムードの煽りを受けて利益が増加しています。(大半は1ドル120円くらいまでに買ったものです)
【配当金】
個別株は楽天証券でしか保有していません。
銘柄は個別株の項で載せた通りで、特定口座と旧NISA口座で保有しています。
画像より、私が現在までに受け取った配当金の手取りは1471.86ドルでした。
現在1ドル約150円ですので、日本円で220779円でした。
4万円以上税金で取られてて実に腹立たしいですね。
【総資産額】
金融資産(仮想使除く)の合計となります。
現在の金融資産合計は8104762円でした。
【総投資額】
総投資額はここまで説明してきた投資信託、ETF、個別株、配当金の買い付け金額の合計となります。
現在の総投資額は5849489円でした。
これは私が約3年かけて投資してきた金額です。
【純利益】
総資産ー総投資額で算出
8104762円ー5849489円=2255273円
大半が含み益ですので、現時点で売却したらという想定になります。
3年で200万円以上増えているのは正直驚きました。
コロナショック後、株価が回復している途中から投資デビューしたこと、昨今の円安が利益を大きく押し上げた要因と考えられます。
年利もExcelで計算してみました。
配当金は米国での現地課税10%分が引かれており、さらに特定口座分は20.315%も引かれるという厳しい状況ですので、ポートフォリオとしては年利3.5%程度を見込んで組んでいたとしても手取りにするとここまで落ちてしまうんだなと改めて税金の重さを感じました。
投資全体における年利は12.9%とかなり良い成績と考えられます。
安定してこれくらい出せれば、1000万円投資で129万円の利益、5000万円投資で645万円の利益が見込め、目標のFIREが見えてきますね。
ただ、何度も言うように、コロナショック後の株価爆上げフェスティバルに図らずも参加できたこと、昨今の円安という追い風を受けての結果ですので、この結果に慢心せず、今後も淡々と長期分散積立投資を継続していく所存です。
今回はたまたま私が保有している個別株が投資信託の利回りを上回りましたが、元々配当金狙いで買った銘柄であり、インデックス投資に勝とうなどとは思っていません。
今回運よく上回りましたが、今後は個別株の買い増しはせず、インデックス投資1本でいきます。
個別株の状況
上述しましたが、個別株の大半は投資開始初期(2021年~2022年頃)に購入しており、その後はちまちま買い増しをしていた感じです。
記録を遡ったところ、最後に購入したのは2023年の2月でそこから1年は全く購入しておらず、現在はインデックスの積立投資のみとなっています。
この記事↑で詳細は書いていますが、今後は個別株を買うつもりはなく、インデックス投資のみを継続する予定です。
総評
ここまで細々と数字を並べ立ててすみません。
ただ、実態を正確に把握するためには細かな数字から逃げることはできません。
また、投資やれやれ言ってるのに、実際に増えているのか、エアプで言ってんじゃないのかなどと思われる可能性は十二分にあったため、証券口座のスクショなども添付して、正確な情報を提示したかったというのが正直なところです。
今回3年での投資成績を算出したことは私のこれから先長く続いていく投資人生において何の意味も持ちません。
ですが、投資によって確かに資産は増えているという実感を得ることで、より投資にお金を回したい、金の果実を得るためにさらに節約を頑張りたいとモチベーションを上げるきっかけにはなりました。
私はこの記事で「どうだ俺様のポートフォリオはこんなに稼げるんだぜ~すごいだろ~」と自慢したいわけではありません。
個別株の銘柄を載せていますが、決してそれらをおすすめしているわけではありません。
この記事を通して、投資をすれば資産は着実に育つということを見てくださっている方々にお伝えできればという思いでこの記事を書きました。
投資をしたいけどあと一歩が踏み出せないという方はきっと多いでしょう。
この記事がそんな方々が投資を始める一助になることを願っています。
これからも節約、投資に関する記事をあげていきますので、今後ともよろしくお願いします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。