薬学部

転職しました【薬剤師転職の準備・活動・再就職までの全プロセス】

今回は東京の大学病院を辞めて北海道へ移住した私の転職活動について書いていきます。現在の職場に不満がある方、今の自分の年収が適切かわからない方はぜひご覧ください。※身バレ防止のため業種などは非公開とさせていただきます。

はじめに

私は東京の大学病院に新卒で入職し、丸8年間勤務しておりました。

別記事でも触れましたが、私は今年の5月に北海道へ移住し、新たな生活をスタートさせており、それを理由に前職を3月末で退職しました。

6月に転職活動を行い、7月から新しい職場で仕事を始めました。

この記事では実際に転職を行った経験について、薬剤師の転職について思ったこと、今後の薬剤師の働き方について私の主観を述べていきます。

あくまでの私個人の考え方に基づくものですので、参考程度にご覧いただけますと幸いです。

転職活動

まずは転職の流れについてです。

多くの場合は現在の仕事を続けながら転職活動をしていくのですが、私の場合は一度無職になってから転職活動をしていたため、使える時間などに違いはあると思います。

ただ、一般的な転職の流れについては同じだと思いますので、概論的に説明していきます。

ステップ① 転職サイトへ登録

ビズリーチとかDodaとかいろいろあると思いますが、医療従事者には医療系の転職エージェントと言うのが存在し、そちらを利用した方が効率よく転職活動を行えると思います。

私が利用したのは薬キャリエージェントファルマスタッフという大手薬剤師転職エージェントです。

https://agent.m3career.com ←薬キャリエージェント公式サイト

https://www.38-8931.com ←ファルマスタッフ公式サイト

ネットで「薬剤師 転職エージェント 比較」などと検索するとご丁寧に各社の特徴や強みなどをまとめた企業のHPなどがあるため、そちらで大手3社の存在を知りました。

薬キャリエージェント(以下薬キャリ)は日経DIや日経メディカルという医師・薬剤師向けの情報サービスを提供しているm3キャリアという会社が運営している転職エージェントです。

ファルマスタッフはメディカルリソースという会社が運営しているのですが、この会社は日本の調剤薬局チェーンの大手である日本調剤の子会社であり、特に薬局への転職に強いとされています。

私がこの2社を選んだ理由は単純に比較サイトで1位と3位だったからです。

1位が薬キャリエージェントで3位がファルマスタッフですね。

個人的にはどこでもよかったんですが、求人数の多さで考えると最大手の薬キャリにしておいた方が無難かな~くらいな感じで登録しました。

なんで2位を飛ばして3位のファルマスタッフを選んだのかと言うと、私の転職希望先が企業(病院・薬局以外)であり、たまたま登録前にファルマスタッフに企業薬剤師の求人が掲載されていたからです。

登録は非常に簡単で、ネット上で必要情報を入力するだけです。

登録が完了すると担当の方からメールか電話が来るので、希望条件などを細かく伝えたりして、条件に合った求人を探してもらいます。

私を担当してくださった2名はとても親切な方で、薬キャリの方はZOOMで顔合わせをし、私の薬剤師としての考え方、今後のキャリアについてなどを1時間程度すり合わせました。

流れとしては最初の連絡で細かくこちらの希望を聞き、数日かけて合致した求人を探して紹介するって感じです。それを繰り返してブラッシュアップしていきます。

希望と言うのは年収、年間休日数、通勤時間、夜勤の有無、残業時間、転職する上で重きを置いているポイントなどですね。

私は年収が下がってもいいから完全週休二日制、夜勤無し、通勤30分以内でまずは探してもらいました。

んで、最初は企業に転職したかったので企業を探してもらっていたのですが、如何せん企業薬剤師の求人は非常に希少であり、7月から就業したいという私の希望を通す上で断念せざるを得ない状況でした。

ファルマスタッフの方にあった企業求人は年収が低すぎたので断念しました。(私の初任給より低かったです)

てなわけで、一旦企業を諦め、病院メインで探してもらうことにしました。

病院で探す以上、前職の職歴を加味した年収を希望したくなりますので、希望年収をやや高めに設定して再度探してもらうことになりました。

ステップ② 希望の職場探し

企業を断念したこともあり、私の要求はやや高くなりました。

病院で年収500万円以上、夜勤無し、完全週休二日制、自宅から30分以内で探してもらったところなかなかヒットせず。

いくつかクリアできてもどれかが満たせていないという求人ならたくさんあったんですがね~

ただ、これから少なくとも10年は勤めるであろう職場なので妥協はしたくなかったんです。

また、奇跡的に合致したところもありましたが、仕事内容が精神科病院の調剤業務だったり、クリニックの一人薬剤師とかだったので、それはちょっと・・・と敬遠してしまいました。

そんな中、失業給付を受けるためにハローワークで職探しが必要なので、認定要件を満たす意味でもダメ元でハロワで求人を探してみることにしました。

そこで見つけたのが現在の職場です。(この話は後ほど)

エージェント2社に探してもらいつつ、自分でも仕事を探し、結果的に3つの職場の採用試験を受けました。

内2つは病院でした。

詳細は伏せますが、一つは非常に古い病院ではありましたが、もうすぐ新病院が建ち、近いうちに移転予定とのことで、小規模ではありますがケモなどもやっており前職の経験を活かせるかもと思い面接を受けました。

結果は合格。なんかもうめちゃくちゃウエルカムな感じで、薬剤師が中々来てくれないからぜひお願いします!!って感じで圧がすごかったです。(非常にいい人たちでしたが)

もう一つは老健施設併設の慢性期病院です。

病棟業務は薬剤師人数の関係でできていないとのことで、基本的に調剤室でひたすら調剤する感じ。

ただ、古い病院なのに設備が充実しており、前の職場にあった調剤監査システムや分包機などが取り揃えられていたので、働きやすそうだな~と思い面接を受けました。

結果は合格。ただ、薬局長の方が元々急性期病院で薬剤部長をやられていたそうで、定年後にこちらに来てまだ間もないとのことでした。

面接を担当していただきましたが、それとなく君はまだこういう病院に来るべきではないのでは?みたいな(非常に丁寧な感じですが)言われ、なんだかその人のやさしさを感じました。

2つの内定を頂きつつ、現在の職場をハロワで見つけて採用試験に応募。

2つの内定先は保留としてもらい、現職の採用試験(一次:書類選考 二次:面接)を受け6月下旬に内定を頂きました。

現在の職場はドアtoドアで1時間程度掛かりますが、ずっとやってみたかった業界の企業薬剤師だったので、受かってホッとしていますし、案外電車バス通勤は悪くないと感じました。(北海道の電車はそこまで混んでいないので)

最終的に現在の職場に勤めることを決めましたが、推定年収は500万円には届かないと思います。

ただ、未経験の業界であり、前職の経歴が年収アップに寄与するとは思っていないかったので悔いはありません。

妻とは何度も相談し、年収を上げるなら薬局も視野に入れることも考えましたし、でも休みを重視するなら薬局は厳しいと私たち夫婦の理想に合う職場を慎重に吟味しました。

おまけ 転職エージェントについての余談

転職エージェントは職場との連絡(求人を出している施設に私という存在を紹介、見学・面接のセッティング)もしてくれて、職場見学の際には送迎と同行までしてくれました。(まさに至れり尽くせり)

職場見学では私もたくさん質問しましたが、私が聞きにくい内容(給与面・休日面・残業など)を代わりに聞いてくれたりと本当に何から何までお世話になりました。

薬キャリの方はZoomで面接練習(転職の面接で聞かれやすいことや返答としてNGなものの例など)もしていただき、採用試験と言うものがご無沙汰だった私にとっては非常にありがたかったです。

そこまでしてくれてお金とか掛からないの?と思われる方も多いと思いますが・・・

お金は一切掛かりません!!

もちろん、集合場所までの電車賃などは多少掛かりますがその程度です。

なぜこれほどまで充実したサービスなのにお金が掛からないのか・・・

それは、転職エージェントと言うのは斡旋会社というビジネスモデルだからです。

わかりやすく言うと、転職エージェントの収入源は紹介した人が就職する企業(施設)だと言うことです。

人材が欲しい現場(会社・施設など)は自社の公式HPなどで採用情報を出しますが、それではなかなか人が来てくれないのが実情です。

そこで、ハローワークやエージェントなどのサービスを利用して働きたい人と繋がる機会を獲得するのです。

ハローワークは公共事業なので高額な紹介手数料などは掛かりません。(事務手数料などはあるかもしれませんが)

ただし、エージェントなどは営利企業なので斡旋に当たりそれなりの金額を要求してきます(悪いことではありませんが)。

某サイトによると、紹介手数料は紹介した人材の年収の30~40%程度と記載がありました。

つまり、年収500万円の人材を紹介した場合、150~200万円の紹介手数料が企業からエージェントに支払われます。

紹介手数料は高額ですが、採用したい企業側がエージェントを利用するメリットは人材獲得の確率が上がるだけでなく、いい人材を紹介してもらえる可能性があるというのもポイントです。

そのため、企業は人を雇うのにかなりのコストを掛けていると言うことを覚えておきましょう。

一般的に紹介手数料と言うのはエージェントが紹介した人が内定し就職した時点で発生するもののようですが、もしかしたら面接を受けて内定が出た時点で一時金みたいなのが出るのかもしれません。(エージェント2つとも内定は断ってもいいから面接は受けてほしそうな空気は出していました)

もしくはノルマ的なのがあって面接まですると歩合が上がるのか・・・詳しいことはわかりませんが笑

結局自分で探して自分で採用試験まで行ったのでエージェント2社にはお断りの連絡をしましたが、2社とも納得のいく転職ができてよかったですと最後は喜んでくださいました。

ステップ③ 就労開始

厳しい?採用試験を経て晴れて7月から新しい職場での薬剤師生活をスタートさせることができました。

冒頭で述べたように業種については非公開ですが、病院でも薬局でもなく一般企業です。

一般企業と言っても薬剤師を募集している一般企業なので、あくまでも薬剤師としての採用です。

業務内容も詳しくは言えませんが、これまで行ってきた薬剤師の基本業務は一切しません。

1日中デスクワークでそこまで忙しくありません。

上司もいないので私を管理する人間は基本的にいません。

一応先輩はいますが、私に仕事を指示したり管理したりとかはなく、一緒に仕事をしていくってスタイルなので、先輩ですが職位としては同列です。

勤務は17時までで残業は完全にゼロ。

私が入職したばかりだからとかではなく、先輩も一緒に必ず定時に上がっています。

完全週休二日制で有給は残があれば基本どこでも取れる。祝日や年末年始は休みで年間休日は130日を超えます。(夏季休暇ももらえます)

給料はまだ概算であり、賞与は業績によるとのことで明らかにされていないため予想は難しいですが、先輩曰く基本給の3~3.5ヵ月分くらいとのこと。

それでいくと年収460~480万円くらいになりそうですね。

前職の最終年度が年収560万円くらいだったので下手したら100万円くらいダウンするかもしれません。

北海道は東京と比べて平均年収が低く、さらに都心部と僻地の薬剤師の偏在が顕著であるため、人口が多い都市は薬剤師数が飽和している影響で年収が低くなるそうです。(エージェントより)

そのため、前職から年収を下げずに転職をすると言うこと自体ハードルが高く、ある程度の年収ダウンは受け入れざるを得ませんでした。

ただ、前職では当直(夜勤)、残業、休日出勤、激務だったので、その対価としての年収だったのかなと思います。

なので、夜勤などの手当てが無くなった分を考えればまあ妥当かなと言った感じです。

前職の年間休日は100日を切っていた(有給を適切に使わなければ)ので、それと比較すると約1カ月分休みが増えたようなものです。

1カ月働かなくなるんだから月収分は吹き飛んでも文句はありません。

私からしたらこんな世界があるのかと驚きが止まらない状態で就職から1カ月が経とうとしています。(いまだに現実味がありません)

薬剤師の働き口には意外と穴場があるものだなと改めて実感しました。

転職した感想

上述したように、私の就職先は絵に描いたようなホワイト企業でした。

身バレ防止のためこれまた詳細は言えませんが、一応東証一部上場企業であり、何気に時価総額も兆を超えていました。(就職してから気が付きました)

なんかぬるっと就職しましたが、これもしかして新卒だと入るの難しいのでは?と入ってから思い始めました。

転職した感想としては・・・

控えめに言って最高です!!

なんというか全体的にスタッフ一人一人にゆとりというか余裕があり、怒っている人とかを見かけません。

1日の中で暇な時間帯とかもあり、その時間はみんなどことなくまったりしている状態で、もれなく私もPCを見ながらのんびりしています。

前職では、薬剤部もどこか殺伐としていましたし、病棟でも医師・看護師は常に仕事に追われている状態でした。

今の職場はセルフで小休憩が認められているので、疲れたら自己判断で少し席を立ってリフレッシュしたりもできますし、仕事中に暇になったら少し談笑する余裕さえあります。

以前は常にPHSを持っていたので、休憩時間でも電話は掛かってきますし、帰ろうかなと思った頃に電話が鳴って残業が発生したりなんてこともざらにありました。

働き始めてまだ1カ月ですが、正直仕事に対するストレスが全くと言っていいほどありません。

もちろん、通勤に関するストレスは多少ありますが、全然気にならないレベルです。

以前はあんなにFIREしたかったのに、別にこの仕事だったら続けられるぞ?とまで思えてきて、FIRE計画を中止しようかと思えるレベルです。

前職がなぜあんなにしんどかったのか・・・それは病院のやりがい搾取が蔓延っているという現状が影響していると考えます。

医療系コラムで見ましたが、昨今病院を志望する薬剤師が減少しているそうで、全国的に深刻な病院薬剤師不足だそうです。

要因としては安月給、激務、責任の重さなどが挙げられていましたが本当にその通りだと思います。

幸い、私の前職は給与については病院の中で高めの水準でしたが、一般的に病院薬剤師の給与は薬局や企業よりも低いです。

その原因は診療報酬の設定にあります。

診療報酬は医療サービスに対する対価であり、医療従事者・病院の収入源です。

その診療報酬は国によって設定されており、職種によって算定できる点数が異なっています。

当然医師がダントツに高く、診療報酬の大半は医師の医療行為に対して支払われます。

病院においては医師以外をコ・メディカルと呼び、医師をサポートする者たちと括られており、医師が診療報酬を算定するのをサポートすることでその分け前を頂いているような構図です。

そんな中でも、例えば理学療法士であれば、医師の指示の下、特定のリハビリを何分やったら100点みたいな点数の稼ぎ方ができます。

医師主導なので、理学療法士が能動的にリハ件数を増やすのは難しいのかもしれませんが、その点数は間違いなく理学療法士が稼いだ診療報酬です。

病院薬剤師にも算定できる薬剤指導などは存在しておりますが、種類が少なく、また点数自体もそこまで高くないため、コストパフォーマンスが悪いです。

病院薬剤師は医師・看護師の業務のサポートをすることが病院から最も求められていることですが、それを愚直にやると病院の売り上げには貢献できません。

病院薬剤師が病院の売り上げに大きく貢献しているのは病棟薬剤業務実施加算というものですが、この加算を取るための条件は結構きついです。

加えて、薬剤管理指導料という加算があり、これは指導を行った患者ごとに請求するものです。

薬剤管理指導料を算定するにもいろいろとルールがあるため、そんなにほいほい取れないですし、きちんと指導をするとなるとそれ相応の時間も掛かります。

ただ、前職では私が辞める数カ月前からこの薬剤管理指導料の件数を増やすよう病院上層部からの指示が出ました。

増やすと言っても、指導なので必要な患者に然るべき指導を行うだけですから、やたらめったら増やせるものでもありません。

ただでさえ、病棟薬剤業務実施加算を取るのに時間を割いているのに、すき間時間で行っている指導の件数まで増やすのは残業を増やすか指導のクオリティーを下げるしかありません。

施設によっては指導とは名ばかりでちょっとお話ししただけで指導料を算定しているところもあるそうですが、これを薬剤師がやり始めたらもう終わりなんじゃないかなと思います。

これを取ることがノルマになるのは医療の正しい在り方ではありません。

でも経営的に厳しい現場はそうも言ってられません。

昨今は赤字経営の病院が爆増しており、医療崩壊がじわじわと進んでいるとも言われ、病院も経営をする以上は売り上げを出してもらわないと困ります。

赤字の背景には物価や人件費の高騰によるコスト増に診療報酬が追いついていないことが考えられますが、従事者を削減すれば現場は回らなくなりますからいずれにしてもジリ貧です。

私は昨今の医療情勢を踏まえて、医療現場で薬剤師として働き続けることに疑問を感じていました。

薬剤師として臨床でプロフェッショナルを目指すほど体力的・金銭的にも不利になるというこの理不尽極まりない現状に直面し、キャリア形成・資産形成の観点から転職を決意しました。

上述しましたが、現在の職場は大企業に属する会社であり、資産規模で言えば病院の比ではありません。

資本主義のこの時代、多くの資本(お金)を持っている会社の強さは尋常ではありません。

前職の病院は大学病院で地域でも中核病院と言われる規模のそこそこ大きい病院でしたが、ここ数年は毎年のように赤字なのでもっと頑張れ的な指示が上層部から告げられ、やれコスト削減だ、指導件数アップだと躍起になっており、職員のモチベーションも下がっていたように感じます。

私が働いていた時は賞与もかなり出ていましたが、赤字が何年も続くのであれば賞与とか言ってられないと思うのでそのうち減るんじゃないでしょうか。

前職は病院の中では高給な職場だったので、お金目当てで働いていた看護師も多かったと思います。

そんな人たちが賞与を削減されたらどうなるでしょうか・・・

看護師の大量離職→捌ける患者数の減少→病院の利益減少→以下ループ

ただでさえ看護師の離職率は前の職場の大きな問題であり、新卒でたくさん採用しても3年後に残る人は半分もいないのが現状です。

それほどキツイ職場環境で収入まで減らされたらたまったもんじゃありませんよね。

これで残るのはそれこそプロ意識が高く、医療に対して前向きな人だけです。

そういう人は本当に素晴らしいと思いますが、やりがい搾取の格好の的でもあります。

ちなみに医師でも薬剤師でも放射線技師でも同じことが言えます。

ただ、マンパワーを失うのが最も危機的状況なので、看護師の待遇を悪くする病院は一気に傾きます。

とまあここまでごちゃごちゃと言ってきましたが、何が言いたいかと言うと

やりがいだけでは医療従事者を続けていくのは厳しいと言うことです。

上がらない診療報酬(給与)、膨れ上がる経費、増大を止めない社会保障費、高度化する医療、クレーマーチックな患者の増加など現代の医療は様々な問題に直面しています。

これをすべてやりがいでカバーするのはどう考えても無理ですよね?

病院薬剤師は数年修行して薬局などに転職してしまうことが多いそうで、せっかく人材育成をしても残ってもらえず、採用コスト・育成コストだけがのしかかってきます。

私が就活しているころはまだ病院も人気があったので、それなりの選考(学力テスト、面接)で選ばれた人が入職できるといった感じでしたが、前職でも数年前からはとにかく応募してきてくれて、国家試験にさえ受かってくれればOKみたいになってきたので、学力とか人間性とは四の五の言ってられなくなってきたんだと肌で感じました。

最後に

今の職場に不満がある、不満は無いけどどことなく将来に希望が見えないなど少しでも引っかかることがあれば転職の選択肢は大いにありだと思います。

前の職場で8年勤めたこと自体に後悔はありません。

たくさん勉強できましたし、医療業界の特に臨床については手広く学べたと思っています。

ただ、一つの職場に固執すると自分の市場価値が分からなかったり、その組織が異常なことなどに気づきにくいという大きなデメリットがあります。

やりがい搾取をしている職場と言うのは半ば社員を洗脳し、仕事とはこういうものと言う考えを刷り込んでいることが往々にしてあると思います。

一人前の社会人とはこういうものだという社会の奴隷育成に打ってつけの言葉を使って社員を飼いならしてきます。

少しでも今の職場に違和感を感じたのであれば、将来のなりたい自分、人生プランについて今一度考え、今の職場でそれが成し遂げられるのかを再確認した方が良いと思います。

仕事と転職活動を同時進行するのは体力的に厳しいという意見もあると思いますので、私のようにいっそのこと一度退職し、失業給付を受けながらじっくり転職先を探すのでも全然ありだと思います。

長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

ABOUT ME
hiropon
初めまして。ヒロポンです。 私は大学病院で薬剤師をしています。 医療や健康についての情報発信をしたいと思いブログを始めました。 定期的に皆さんの健康に寄与する記事を更新しますので、よろしくお願いします。