節約

今日からすぐできる!短期的に結果が出る節約法

今回は数多くある節約法の中でもすぐに出来て短期的に結果が出る方法をご紹介します。この記事を読むことでなかなか節約に踏み出せない人が節約を始めるきっかけになれば幸いです。




①キャッシュレス決済を徹底する

いきなりですが、この例話の時代に現金支払いのみしかしていない人はいませんよね?

いたらすぐにでもキャッシュレス決済を導入してください。

キャッシュレス決済には様々な種類がありますが、代表的な物としては各種クレジットカード決済、PayPay、アップルPay、楽天Payなどでしょうか。

※Suicaやnanacoなどのチャージして使うプリペイドカードタイプもありますが、今回のキャッシュレス決済には含めていません。

よくテレビCMなどで「ポイントがザクザク貯まる~」とか「賢くお買い物♪」みたいなキャッチフレーズでクレジットカード(以下クレカ)のCMが流れていたりしますよね?

クレカについて知らない人はさすがにいないとは思いますので説明は割愛しますが、クレカを始めとしたキャッシュレス決済を利用することには大きなメリットがあります。

そもそもなぜこんなに各種クレカやPayPayのCMが流れているのでしょうか?

理由としては、クレカやPayPayを利用することによってカード発行会社やPayPayを展開している会社にお金が入るからです。

クレカには年会費が掛かるものもあるし、そこで利益を出しているのでは?と疑問に思う方もいるかもしれません。

それは間違ってはいませんが、カード会社の主な収入源はカード決済手数料です。

PayPayなどは年会費がありませんので、こちらも決済手数料で利益を得ています。

決済手数料とは、私たちがお店での支払いをキャッシュレス決済で行った時に発生する手数料で、売り上げの一部が手数料としてお店からカード会社に支払われます。

つまり、お店からしたら売り上げの一部を手数料で献上しなければならないため、キャッシュレス決済よりも現金支払いをしてもらいたいところ。

たまに、個人経営の飲食店や小売店でカードが使えないところとかありますよね?

あれは、キャッシュレス決済に必要な通信機器を導入していないという根本的な問題もありますが、その実はキャッシュレス決済して欲しくないからです。

ですが、時代の流れとともにクレカや各種Payはどんどん普及しており、いつまでも現金支払いオンリーにして支払いを不便にしていると客離れも想定されるため、徐々に現金支払いのみのお店も減ってきていますね。

そして、私たち消費者がキャッシュレス決済を利用する最大のメリットはカード会社からポイント還元が得られることです。

ポイントとか言っても大した額にもならんでしょう~と侮るなかれ

世の中で広く使われているクレジットカードの多くが、支払い金額の0.5~1.5%程度のポイント還元を設定しています。

これはとんでもないことです

資産運用の利益が年利数%と言われる中、支払いをキャッシュレスにするだけで1%程度は無条件にゲットできてしまいます。

生活費のほとんどをクレカ支払いにし、年間利用150万円程度だとすると、1%還元で15000円分のポイントがゲットできます。

すべて現金で支払った場合よりも15000円分ポイントが返ってくるとも考えられます。

15000円あれば何ができましょうか?これが何年も積み重なれば、現金派との差はどんどん開いていきます。

ポイント還元で得られた15000円を投資にまわすことだってできます。

消費者、お店、カード会社の相関図

お店が嫌がることをするのはよくない!ときれいごとを言いますか?

お店からカード会社に支払われる手数料は業種によって異なり、正確な数字は公開されていませんがおおよそ以下のように推定されています。

  • 飲食店では5%程度
  • 小売店では4%程度
  • デパートでは2%程度
  • コンビニなどでは1%程度

業種の利益率などを勘案して設定されていると思われますが、クレカを使われたお店側はこれくらいの負担を強いられているようです。

確かに売り上げから無条件でこれほど上納しなければいけないのはお店としてはいい気はしません。

ですが、お金を使いやすくしてサービスを利用しやすくするカード会社の努力を鑑みれば妥当な手数料な気がします。

クレカを使われたくないお店側の気持ちもわかりますが、それを承知の上でクレカが使えるようにしていますし、その分を考慮して売り上げや原価、経費などを見直せばよいのではないかと思います。

ポイント還元というエサで必要以上に消費してしまう人間は一定数いるものです。

そのような人たちが売り上げを上げてくれれば、上納金があってもきっちり売り上げは得られるでしょう。

ポイント還元されるからといって無駄遣いは本末転倒ですが、現金で支払うことに固執してキャッシュレス決済をしないのは時代に取り残されているのと同義です。

厳しい言い方になりますが、キャッシュレス決済をしないということは、している人よりも0.5~1.5%程度多くお金を支払っているのと同じです。

買い物は習慣です

節約というのは行動回数が多いものに適用することで効果を最大化できるものです。

現金支払いにこだわらず、キャッシュレス決済を始め、生活費を1%程度削減してみましょう!

【余談】

私は普段の支払いを楽天カード、楽天Pay、三井住友ゴールドnlで行っています。

現金を下ろすのは月に1回あるかないか。

公共料金もすべてクレカ決済にしていますし、各種サブスクもカードです。

今年から、自動車税の支払いもクレカやPayPayで支払うことができるようになりました。

生活に掛かるほとんどの出費をキャッシュレスにすることで年間数万ポイントをもらっています。

いくら節約してるとは言え、絶対に掛かる生活費用は出てきますので、そこをキャッシュレスで取りこぼさないように努力しています。

楽天カード、三井住友nlは非常におすすめのカードです。

ぜひ最初の1枚としてでも作ってみてください!

②コンビニ行くのをやめる

もう当たり前すぎてそんなんわかっとるわ!と言う声が聞こえてきそうです。

ですが、毎日コンビニに通っていながらお金がないと嘆く人が後を絶たないのは紛れもない事実です。

コンビニは非常に便利です。コンビニエンスとは便利、都合が良いなどの意味がありますのでそれも当然ですが。

温かいもの、冷たいもの、美味しいもの、生活雑貨、ATM、トイレなど私たちの欲しいものを提供してくれます。

現在の日本のコンビニ店舗数は5万8095店(2023年2月時点)です。

とんでもない店舗数ですよね

ではなぜこんなにもたくさんの店舗があるのでしょうか?

それは・・・儲かるからです!

私たちの生活を便利にしてくれるために存在しているとでも思っているのならそれは大きな勘違いです。

コンビニ大手3社(セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート)の経営母体がどんな会社かご存じですか?

  • セブンイレブンは三大財閥の一つである三井の三井物産
  • ローソンはこちらも三大財閥の一つである三菱の三菱商事
  • ファミリーマートは三大財閥ではありませんが、超有名財閥の伊藤忠商事

このようにとんでもない富を保有する財閥がそれぞれ経営しており、日本経済を牛耳っているとも言えます。

それが悪いとは言いませんが、これほどの富を得ているのはほかならぬコンビニ経営の影響もあるわけです。(他の事業などももちろんありますが・・・)

各財閥は不動産など都市開発などにも力を入れていますが、それも人をコントロールして誘導することだってできますよね

それほどに強い力を持っている財閥がバックにいるコンビニの商品の価格を今一度考えてみてください。

ペットボトル飲料(500ml)が160円とかしますよね?

スーパーで買ったら70~80円程度で買えるものがです。

プライベートブランド(PB)以外の多くのものはスーパーの1.5~2倍程度で売られていますよね

それでもついつい買ってしまう原因は購買意欲を促す商品の陳列、配置などが関係しています。

コンビニの商品の配置は例外を除いてほぼ同じです。(カテゴリーごとの)

あの配置は人間の心理を利用したもので、一度入ったら物を買わずに出ていくことが極めて困難です。

レジ横のチキンや肉まん・・・食べたいですよね?あれを我慢するのはとてもストレスがかかります。

どうしたら迷い込んだ消費者に多く物を買ってもらえるか」を研究しつくした相手に私たちはなすすべがありません。

だとするならばこれを回避する方法はたった1つ!

何としてもコンビニに立ち入らないことです!

迷い込んだが最後、様々な誘惑が四方八方から押し寄せ、何かしらを購入してしまうのですから、それを防ぐには物理的に距離を置くほかありません。

私はめったにコンビニにはいきませんが、ATMでお金をおろす時など稀に訪れると物価の高さに驚愕します。

こんな小さい弁当が今500円もするんか??パンもこんな高かったっけ?

ATMが出入り口の近くにある店舗を選んでいますが、奥深くにあるところは極めて危険です!

絶対に近づいてはいけません!

※トイレを借りた時はお礼の気持ちを込めて必ず何か買っています。緊急事態のセーフティーネットを兼ねているという点は感謝しています。




③買い物に行く回数を減らす

こちらも極めて即効性のある節約の一つです。

コンビニより安いとはいえ仕事帰りにスーパーに寄って夕食を買っていては意味がありません。

せっかくコンビニを華麗にスルーしてきたのにスーパーもダメなんかよ!いい加減にしろ!と思われるかしれませんが、スーパーといえども習慣的に通うことは危険です。

スーパーの陳列も研究されて決められたものですので、目的の品を買いに行ってもつい予定外のものを買ってしまうようにできています。

夕食だけ買うつもりがデザートやおつまみ、お菓子などを買ってしまう、、、しかもそれが毎日となると出費もバカになりません。

毎日少額でも頻度が増えることによってコンビニ同様の悪習慣と化します。

スーパーのレジ横にも安くて手が出しやすいチョコとかガムとかお菓子とかありますよね?

あのようなトラップを回避する方法も物理的に距離を置くほかありません。

おすすめな方法としては買い物に行くのを週1~2回に抑えてみることです。

回数を減らすことで無駄遣いリスクが減るだけでなく、買い物に要する時間も節約できます。

まとめて買って冷蔵または冷凍保管することによっていつでも食べることができますし、わざわざ毎日スーパーに行かなくてよくなります。

買い物に行くタイミングも重要です。

仕事終わりの疲労と空腹状態は多くの誘惑に対する防御力がとんでもなく弱体化しています。

そんな状態では必要以上に余計な物を買ってしまうのは当然です。

おすすめのタイミングは休日の昼食後です。

疲労感もなく、昼食後のためおなかも満たされているこの時が冷静に買い物ができるベストタイミングです。

午前中のうちに買い物リストを作成しておくのも非常に効果的です。

家に余っているもの、なくなりそうなもの、食べたいと思ったものを書き出し、ある程度予算を決めておくとなおのことよいです。

賢者のごとく冷静な状態で買い物に行くことで様々な煩悩を跳ね除け、最適な買い物ができるでしょう。

また、都心部などにお住いの場合、ネットスーパーを活用するのもおすすめです。

多少送料が掛かりますが、ゆっくりと必要なものを家で探すことができるため、余計なものが目に入ってきません。

買い物に行く時間も短縮できるため、その時間で何か別のことができれば数百円の送料などすぐに元が取れてしまいます。

暑い夏や寒い冬にわざわざ玄関まで商品を運んでくれる対価として払う数百円はそんなに高いものでしょうか?

小さいお子さんがいるママさんなどもこういったサービスを積極的に使うことで、子供を連れながら買い物に行くという重労働を回避することができます。

なんでもかんでも有料は悪と決めつけるのではなく、いいサービスにはそれ相応の対価を支払うべきですし、状況次第では使った方が費用対効果は抜群によいと思います。

④SNSをやめる

これは別の記事でも似たようなことを書いていますが、即効性があるので今回もご紹介させていただきます。

よかったらこちらもご覧ください↓

SNSとは主にTwitter、Facebook、インスタグラム、LINE(ニュース)などを指します。

私はブログの拡散目的でTwitterのみやっていますが、自分でつぶやく以外はほとんど見ていません。

LINEは日常の連絡手段として使っていますが、LINEニュースはほぼ見ません。

あそこにはロクな情報がありませんからね。(ゴミみたいな情報ばかり)

SNSはいろんな人が交流できる反面、マウントの取り合いや売りたい商品の紹介などで溢れかえっています。

もちろん、そこで紹介されている美味しいもの、よいサービスを知ることもできますが、必要以上に物欲を刺激されたり、そこまで欲しくなかったものを買ってしまう危険性があります。

そういう場所ではいわゆる*ステルス・マーケティング(ステマ)が横行しています。

*消費者に特定の商品やサービスについて、宣伝と気づかれないように商品を宣伝したり、商品に関するクチコミを発信する行為のこと。情報発信に関して企業の介在があるにもかかわらず、そのことを消費者に隠したり偽ったりして行われる情報発信全般のこと(以下より引用)

https://www.synergy-marketing.co.jp/glossary/stealth-marketing/

このようなトラップが仕掛けられているので、SNSとは距離を取った方が無難です。

また、SNSではありませんが、ニュース系アプリもここに該当します。

ニュース系まとめアプリはゴミみたいなニュースの塊で、その中に商品紹介や広告がちりばめられているまさにゴミ中のゴミです。

そんなに芸能人の不倫とか自殺とか知りたいですか?クソほどどうでもいいですよね?

そんなものを頭に入れるくらいなら1分くらい本でも読んでいた方がはるかに有益です。

ああいうところで垂れ流されている情報はほとんどがクソの役にも立ちません。

そもそも本当に自分にとって価値のある情報が知りたいのなら、別の媒体でとっくに調べています。

SNSをやらないことに加えて、ニュース系アプリをインストールしている人はすぐにアンインストールすることをおすすめします。

時間の無駄以外の何物でもありませんよ。

⑤1日の食費に上限を設定する

前項では随分と口が悪くなり申し訳ありません。

こちらが本記事の最後の項です。

これは劇的に効果がありますが、自炊をすることがほぼ必須条件となっていますので、自炊が習慣化していない人はやや難易度が高いかもしれません。

1日のと言いましたが、月の食費を先に設定し、それを月の日数で割って1日平均いくらとするのでもよいです。

例えば月の食費を3万円にし、その月が30日なら1日当たり使用できるのは1000円といった具合です。

1000円なら自炊しなくても何とかなるかもしれませんが、栄養価が低く体に悪いカップラーメンや菓子パンなどを取り入れないときついかもしれません。

言わずもがな飲み物代を払っているようでは達成できません。水筒を持参してください。

私だったら、朝食抜き、昼はサラダチキンと野菜ジュースで300円、夜はうどん(天ぷら付)700円くらいにするかなーって感じです。

ちなみに私の普段の1日食費目標は500円以内です。

そして目標はほぼ達成されています。ワンコインランチとかありえません。

我が家は妻と二人暮らしですが、月の食費は22000円(予算)で、2人とも弁当持参、水筒持参です。

弁当は基本残り物を入れますが、およそ150円以内で作るように何となく意識しています。

残り物に冷凍ブロッコリーを入れるのがいつものお決まりです。

朝ご飯は各々パンやシリアルなどを食べて100円以下。

夕食は手作りサラダ、おかず一品、味噌汁、ごはんで1人250円程度でしょうか。

ちなみに2人で外食した日のお金は食費に計上せず、娯楽費としています。

各々が友人と食事に行った時の支出も娯楽費・交際費などで計上しています。

外食はそうそうしませんが、たまに2人とも仕事帰りが遅いときなどに外食する程度です。

一人暮らしの場合、自炊で月2万円もあれば十分良いものが食べられます。

30日の月なら1日当たり666円です。

自炊なら余裕で達成できます。

自炊は買い出し・調理・片付けを外注せずに自分で行うことで食費を下げることです。

ある意味副業とも考えられます。

月の食費が4万円掛かっている人が2万円に抑えられば2万円の副業をしているのと同じような効果が得られます。

しかも副業と違って税金が掛かりませんからさらにパフォーマンスは上がります。

めんどくさがらずにまずはご飯を炊くだけでも始めてたらどうでしょう。

お金の余裕ができて、外食よりもむしろいいものを食べられるようになりますよ?

自炊についてはこちらの記事でも書いていますのでよかったらご覧ください↓

ここで重要なのは、上限額を決めておくことで消費にストッパーが掛かるという点です。

700円とか決めておけば、食料を買おうとしたときに無意識に上限額に抑えるために安いものを手に取る可能性もあります。

そうしているうちに、このまま毎日弁当とかを買ってたら上限内に抑えるのしんどいなってなるはずです。

そうなると次のステップである自炊の扉が開きます。

際限なく使うのではなく、予算内でベストな組み合わせを思考してみるだけでも自然と食費が下がってきますので是非試してみてください!

まとめ

今回は即効性のある節約法にフォーカスして解説してきました。

どれも節約ガチ勢にとっては基礎中の基礎ですが、これから節約を頑張ろうと思っている方にとっては役に立つ内容だと思います。

少しずつでいいので、試して行動に移していきましょう!

皆さんの節約ライフが素晴らしいものになることを祈っております。




ABOUT ME
hiropon
初めまして。ヒロポンです。 私は大学病院で薬剤師をしています。 医療や健康についての情報発信をしたいと思いブログを始めました。 定期的に皆さんの健康に寄与する記事を更新しますので、よろしくお願いします。