今回はいつも時間に追われている皆さんに向けて、私が日々行っている地味だけど時間を節約できる方法についていくつかご紹介します。無料ですぐにできるものから少しお金が掛かるものまでありますので、気になったものがありましたら是非ご自身の生活に取り入れてみてください!
前提
これからご紹介するものは私が普段から実践している方法であり、独自に考えたものから書物などを参考にして試してよかったものなどを取り入れています。
何分時短できるかの目安を提示してみようかと思いますが、あくまでも私の体感や概算ですので、誰でもその通りに効果が得られるわけではありませんので、あらかじめご了承ください。
また、一部の人は不快になるようなことも述べていますので、その点もあらかじめご了承ください。
↑この本はなかなか面白かったです
①早歩き
いきなり何を言ってるんだと思われたかもしれません。
でも私は本気でこれをおすすめしています。
早歩きしたくらいで何が変わるんだよ!と思われた方
侮るなかれ
早歩きは時短効果だけでなく健康効果も得られる最高の行動です。
まず早歩きの定義をはっきりさせ、いわゆる普通の歩く速度と比較してどれくらいの差があるのかを確認してみましょう。
分かりやすい記事があったので引用して確認していきます。
上の図を見ると、いわゆる普通の歩く速度というのは67m/分のようですね。
ちなみに賃貸アパートなどの駅徒歩○○分というのは、80m/分の速度で計算されているそうです。(普通より早く歩く前提ってなんかせこいですね笑)
この図では早歩きは93m/分とされており、数字的には普通の約1.38倍の速さとなります。
1.38倍というと地味に差がありますよね?
常時1.38倍速で動けば、10分かかるところが7.2分まで時短できます。
30分なら21.7分なので約8分の時短です。
もちろん仕事中とかずっと歩いている人なんていないので、日常生活でどれほどのメリットがあるのかを数値化するのは不可能に近いです。
ですが、私であれば、薬剤部から担当病棟まで普通に歩くと片道4分くらいかかるところ約2.89分まで削減できます。
1日に6往復くらいはするので、巻くことができた時間は約6.66分です。
たかが6分と思いますか?
6分あればほかの作業に時間を回せるので、定時帰りが無理な場合でも6分早く帰ることができます。
これを毎日続けていると・・・
週5日で約33分 月22日勤務で145.2分(2.42時間) 年間260日勤務で1716分(28.6時間)となります
あれ?私は1日7時間勤務だから・・・4日分くらい削減できてる!?
私の場合で数値化したら驚きの結果でしたね。
移動という何もできない時間を削減できるのは生産性を上げる上で非常に効果的です。
もちろん、仕事ではなく通勤などでも効果的です。
ただ、通勤中は音楽を聴いたり、動画を聞いたりと時間を有効活用できる場合もあるので、必ずしも削減する必要はないかもしれません。(人による)
しかしながら、早歩きの時短効果は馬鹿にならないということが分かりましたね。
ちなみに、早歩きの健康効果は主に、血管の老化防止、筋力低下予防、認知機能予防です。
詳しくは説明しませんが、どれもなんとなくイメージはつきますよね?
早歩きをすると心拍数が上がり、血流が促進されるため、血管を健やかに保つ上で有益です。これは運動が体にいいと言っているのと同じことです。
筋力低下予防も同様です。早歩きをすることで、筋肉への負荷を上げることができ、筋トレ効果、血流アップにより健康効果が見込めます。
以上から、早歩きはメリットしかないと私は結論付けました。
デメリットはしいて言えば少し疲れるくらいですかね笑
②風呂掃除の工夫
次に我が家でやっている風呂掃除の工夫について紹介します。
大前提ですが、入浴は健康効果が半端ないので、真夏以外は基本的に湯船に習慣をつけることをおすすめします。
入浴の健康効果についてはググればすぐに出てくるので本記事では割愛します。
話を戻しますが、風呂掃除ってめちゃくちゃめんどくさくないですか?
家庭によっては風呂掃除用ブーツみたいなのとか掃除用ブラシとかある家もありますよね?
我が家も以前は掃除用ブラシとスポンジ、洗剤を使用していましたが、現在はブラシは捨ててスポンジと洗剤のみです。
浴槽の汚れって水垢とか石鹸カスとか髪の毛とかぬるつきとかピンク汚れとかいろいろありますよね
多くの人は湯船に入る前に掃除をして、お湯を溜めて入浴すると思います。
ですが、これって実は非効率的だと思うんですよね
この発想になってから、我が家は最後に入浴した人が掃除をして出るという風にしました。
まあここまではやっている人もそこそこいるかもしれません。
重要なのは掃除方法です。
私は風呂掃除をどうすれば簡便にできるかを日々考えていたのですが、ようやくそれを解決してくれるものに出会いました。
それがこちら!
正直この2本があれば風呂掃除は超楽になります。
「弾き」はいわゆる撥水スプレーですね。
シリコンコーティングを施すことで水を弾きやすくし、水垢、石鹸カスなどの付着を抑えることができます。
コーティングは非常に簡単で、適当に噴霧して乾いた布で拭きあげるように延ばすだけです。
これで定期的にコーティングをしておくと汚れが付きにくいだけでなく汚れ落ちも良くなりますので、トータルで見ると時短になります。
ホームセンターで1000円以下で購入出来て1年以上持つのでかなりコスパはいいと思います。
弾きを浴室で使うときにはいくつか注意点があります。
1つは床に使用しないこと。
本当に滑りが良くなるので転倒のリスクが高まりますのでおやめください。(商品本体にも注意喚起があります。)
2つ目は浴槽の底に使用しないこと。
1つ目とほぼ同じですが、浴槽の底は床よりもさらに滑りやすく、出るときに滑る危険性が増大しますので絶対におやめください。
バスマジックリンエアジェットは比較的最近発売された商品ですが、非常に使い勝手がいいお風呂用洗剤です。
信じられないかもしれませんが、この洗剤の謳い文句である「擦らず30秒放置して流すだけ!」というのはガチです。
あまりにも頑固な汚れはそうはいかないですが、ちょっとした石鹸カスやピンク汚れなら吹きかけて放置したのちシャワーで流せばきれいになります。
これは風呂掃除に革命が起こったと言っても過言ではありません。
また、特徴的なノズルで細かいミストを一度に広範囲に噴霧できるため、5プッシュもすれば浴槽全体に行き渡らせることができます。
上記を踏まえて我が家の風呂掃除ルーティンをご紹介します。
①湯船に浸かりながら、洗剤を付けていないスポンジで湯船を洗う
②湯船のお湯を抜く
③お湯を抜いている間に乾いたタオルで鏡の水滴をふき取る
④髪や体を拭く
⑤お湯が抜けたらエアジェットを噴霧する
⑥髪を拭いたりして30秒待ち、浴槽の洗剤を洗い流す
正直①が一番重要だと思っています。
我が家はスポンジ(ダスキンのたわしみたいなやつ)を使っています。↓
これ非常に便利で、洗剤が無くてもある程度汚れを落とすことができる優れものです。
また、非常に物持ちが良く、我が家では1個買ったら1年以上使っています笑
これを使ってお風呂で温まりながら側面とかを軽くこするだけでほぼ風呂掃除は完了したも同然です。
お湯が抜けたらシャワーでさっと流すだけでもすでにきれいな状態です。
エアジェットはあくまでも仕上げであり、数日使わなかったとしても問題ないと思います。
まあ、洗剤を使った方が気分的にもすっきりするという人もいるかもしれませんので、使いたければ毎日使ってももちろんいいでしょう。
弾きで汚れを防いでエアジェットで洗浄するというオオタニさんもびっくりの二刀流スタイルで風呂掃除を効率的に行いましょう!
③無洗米使用
これは地味だけど露骨に差が出る私が大好きなタイプの時短です。
あれは就職したての頃。
仕事から帰って米を研いで夕食、次の日の弁当の準備をするルーティンをこなす日々
シャカシャカ米を研いでいる時にふと思ったのです。
「この時間って死ぬほど無駄なのでは?」
当時はお金もそこまでなかったので、100円高い無洗米は選択肢に入らず、通常の米を買っていました。
でも、冷静に考えて100円払うだけでこのクソ面倒な作業から解放されるの?と思ったんです。
そう思った瞬間、私は今までの愚行を恥じました。何をしていたんだと。
米研いでる場合じゃない!もっと時間を有意義に使わなければ!
米研ぎはなんだかんだで5分くらいは掛かりますよね?
これまた机上の空論かもしれませんが、1年のうちまあ甘く見積もって300回米を炊いたとしましょう。
1回5分×300=1500分=25時間
ん?25時間?
無洗米を買いましょう。
毎月100円の課金、年1200円の課金で25時間ゲットできます。多少水道代も節約できます。
無洗米に変えない理由がありません。以上
④服を減らす
皆さんは服をどのくらい持っていますか?
タンスやクローゼットにびっしり入っている人も少なくないと思います。
服を減らすことによる時短効果は大きく2つあります。
1つ目は選択肢を減らすことで服を選ぶ時間を節約できることです。
「何着て行こうかな~?」と選んでいるのが好きな人はこの時短術は全く当てはなりませんが、「選ぶの面倒だな~」とか「昨日はこれ着たから今日は違うのを~」みたいにちょっと億劫に感じている人もいると思います。(私はそうでした)
服選びは一部の人にとってストレスになり得ますし、脳のリソースを消費します。
人間は1日に限られた回数しか判断ができません
服選びで頭を働かせてしまうとその後の過ごす時間の中で重要な判断を迫られた場合に不利になってしまいます。
極端な例ですが、高い買い物(車とか家とか)を購入(契約)しに行く朝に、「う~ん、う~ん、どの服にしよう・・・」と悩んでいると、その時点でかなり脳を消耗してしまい、その後セールストークに乗せられて不要なオプションを付けてしまったり、予算を超えた買い物をしてしまう可能性が高まります。
サラリーマンでスーツの人が多いのはある種脳のリソース節約でもあると考えます。
いちいち着て行く服を選ぶ必要が無いですから、これから行う仕事に判断リソースをフル活用できます。
服の種類が多いから悩むわけで、そもそも絶対数が少なければ悩むことがありません。
例えば私は長袖シャツは4枚、半そでTシャツは3枚しか持っていないので、それを日々ローテーションしています。
それでも朝着替えるときに「あ、そういえばこれ昨日着たな・・・」とか思うことがあるのでちょっとストレスです。
夏は白Tシャツのみなので、ストレスなく毎日着替えています。
服を買わなければ節約にもなるので一石二鳥ですね。
2つ目は掃除の手間が減ることです。
あたりまえですが、衣類というのはほこりの塊であり、その数が増えれば増えるほど家が汚れます。
服が減ればほこりの発生源が減るので、相対的に家の汚れ具合が軽微になります。
汚れが軽微になれば掃除にかかる時間が節約できますよね?
そういうことです。
⑤物を減らす
これは④と被る部分が多いですが、物を減らす1番のメリットは探し物が減ることです。
これに関しては、「整理整頓していれば多くたってすぐに見つかるだろ!」と思う方もいるかもしれません。
その意見は半分正解で半分不正解です。
前提として、整理整頓にはとんでもない労力と時間が掛かります。
物が多ければなおさらです。
結局のところ、沢山のものを整理整頓しているということは整理整頓していないところから目的のものを探し出すのと同じくらい時間をロスしているのです。
だとするならば最初から物なんて少ない方がいいじゃないですかね?
節約をしているとほぼ全員たどり着くであろうミニマリスト思考
ネットなどで取り上げられているミニマリストはかなり極端な例であり、皆が皆あれを真似する必要はないと思います。
ですが、現代人は物を持ちすぎですし、なんでもかんでも収集してしまいます。
収集は人類の本能なのである程度は仕方のないことですが、それによって、時間、脳のリソース、お金を失っていることには目を向けるべきです。
私の実家は本当に物だらけで、高校の時に来ていたユニフォームとかまだ衣装ケースに入ってますからね~
母に捨ているよう促しても、何かの役に立つかもしれない、こんなにきれいなのに捨てるのはもったいないと一向に処分する様子がありません。
物を大切にするのは非常によい心がけですが、それだったらリサイクルショップなどに持って行ってリユースしてもらうのがいいんじゃないでしょうか?
リサイクルショップは結構引くほど安い価格で買いたたいてきますが、それでも捨てるよりは心が痛みません。
いろんな書籍などに書かれている方法なので有名かもしれませんが、我が家でも「1年使わなかったものは捨てる」というルールを決めて物を管理しています。
また、「1増2減」を意識して物を購入しています。
1増2減は非常によい物品管理方法です。
1増1減だとどうしてもいつの間にか増える方が勝ってしまい一向に物が減りませんが、1増2減ならものが増えずに済みますし、このルールに則ると、「捨てるものが無いからこれは買う必要が無い」と購入のブレーキになってくれます。
物が多くて困ってるという人はぜひ一度断捨離をして、上記2つのルールを試してみてください。
⑥ロボット掃除機導入
これはもう特に説明は要りませんね。
ロボット掃除機はマ~ジで便利です。
巷ではコードに絡まって死んでるだの、がらくたのフリスビーだの言われたい放題ですが、私はロボット掃除機大好きです。
何がいいって、ロボット掃除機を導入すると床に物を置かなくなるんですよね~
これがかなりストレスフリーなんです。
導入前は何でも床に置いてしまい、すぐに部屋が散らかっていましたが、導入後はロボット掃除機の動線を確保しなくてはならないので、極力物を置かないようにしました。
ロボット掃除機のメリットはなんと言っても家にいないときに掃除ができる点です。
なに当たり前のこと言ってんだって感じですけど、これってとんでもないメリットじゃないですか?
外出前にスイッチを押して稼働させ、帰って着たら巣(充電ドック)に戻っているんです。
ゴミはたまに捨てればOKですし、メンテナンスも年に1回くらいフィルターを掃除するくらいです。
ここまでロボット掃除機の魅力を語ってきましたが実は今は冬眠中です。
というのも現在生後5か月のベビーがいる関係でおもちゃやベビーグッズが部屋に置いてあり、ロボット掃除機を稼働させるのが危険な状態なんですね~
次稼働するのは数年後になるとは思いますが、大切に保管しておこうと思っています。
⑦ドラム式洗濯乾燥機導入
これも特に説明は不要ですね。
過去にドラム式洗濯乾燥機について熱く語った記事がありますので、詳しくはそちらをご覧ください。↓
⑧チラシお断りステッカー導入
これも実は過去の記事で取り扱っていますが、本当に費用対効果が高すぎるので再度紹介しておきます。
チラシお断りステッカーとはその名の通り、郵便受けに貼ることで不要な広告が投函されないようにするステッカーです。
私が使っているのはこちら↑
380円と非常に安いです。もしかしたらダイソーとかにもあるかもしれないですね。
自分で作ってみるのもいいかもしれません。
これを入れるとほとんどチラシが入ってきません。
「特売のチラシが入らないと節約できない!」「お得な情報を取りこぼすかもしれない!」と思ったそこのあなた!
大丈夫です。安心してください。
あなたにとって有益な情報は自らやってきません。
宣伝とか広告とかって結局あなたに物を買ってもらいたいからやっているのであって、ボランティアでもなんでもないですからね。
厳しい言い方をしますが、ポストに投函される書類の99%がゴミですし、広告関連は100%ゴミです。
私はこのシールを貼る前はバンバンチラシが投函されていたので、見ることなく紙ごみに全捨てしていましたが、めんどくさがってポストに溜まったりしていると重要なはがきなどが埋もれたりしてそれを探すのにチラシを仕分けしなければなりませんでした。
それがもう本当にストレスでした。
捨てるのにも労力が掛かるんだから最初からガードすればいいのか!と気づいたときにはすでにこのシールをポチってましたね。
このシールを貼るとゴミを捨てる手間を大幅に削減できるだけでなく、このシールをかいくぐってきた重要な書類だけを選択的に見ることができますので、必要な情報を無駄なく取り込むことができますし、取りこぼすリスクも軽減します。
たった数百円の投資でこれだけのメリット・・・思考停止で買うべきです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は私の珠玉の時短術を余すことなく紹介しました。
地味で初期費用も掛からないものから先行投資が必要なものまであったと思います。
まずは無料または少額で効果が得られる方法から取り入れてみるとあなたの時間が増えることになりますので、気になった方法はぜひ試してみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。